資産所得倍増プランで注目を浴びるつみたてNISA
みなさん、こんにちは。
2018年よりスタートして、銀行の預貯金よりも優遇されていることで話題性を集めた「つみたてNISA」ですが、興味ある方も多いと思います。実際私の周りでも始めたり、始めようとしている方は多いです。
実際に平均利回りはどの程度の水準で動いているのでしょうか。また、実際につみたてNISAを始める上ではファンド選びが重要になりますが、どこに着目をしていけば良いのか。
今回は、つみたてNISAの現状利回りやファンド選びのポイントをご紹介していきます。
つみたてNISAの利回り実績は1%~3%程度と推測される
金融商品のもっとも重要なポイントである「利回り」は、投資に対してどの程度の資産増加が出来ているのかを示す重要な指針の1つです。
実際にはつみたてNISAのように「投資信託」に分類される利払いのないものは「平均収益率」と表現されることが正しいですが、意味合い的には大きく変わりません。
国内においてつみたてNISAを扱えるファンドは約160社であり、国内外へのファンド自体は海外運用も行いますが、つみたてNISAという枠の中で投資をしている消費者側からすると、国内での取引ということになります。
つみたてNISAのメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
- ローリスクであること
- 非課税で年間40万円積立可能なこと
- 運用益や分配金が20年間非課税で運用にあてられること
つみたてNISAのメリットを大まかに理解すると、ローリスクで積立が出来る一方でローリターンであることが分かります。もちろん、投資可能な期間が限られていることから選択肢の1つとして運用することは問題ないでしょう。
しかし、資産運用全体の割合を見た場合には、ローリスクローリターンの積立だということになります。資産運用全体の割合をどこまで「つみたてNISA」にするかは、個人の裁量ですが、一般NISAになれば投資方法も広がります。
特に近年は海外の経済成長が目覚ましいことから、海外投資や株式投資など、他の投資方法を併用することで安定的な積立資産と運用して資産を増加させるための動きが出来ることもあります。
ファンド選びのポイント3選
つみたてNISAにおけるファンド選びのポイントは大きく3つあります。
- 運用手法(インデックス型、アクティブ型)
- アセットクラス(運用における資産や地域の種類)
- 手数料(信託報酬や解約、換金時の手数料)
つみたてNISAは最長20年継続する積立投資であるため、各ファンドの上記項目をある程度比較した上で検討することが望ましいです。
特に手数料については「信託報酬」が運用費用としてかかってくる部分ですので、なるべく安いファンド選びをすると、利回りから残る収益率を少しでも確保することが出来ます。
ただ、つみたてNISA自体は前述の通り、あくまでも「資産運用方法」の1つの選択肢です。
まとめ 資産運用は視点を広げて行う
つみたてNISAはローリスクローリターンといは言うものの、銀行の超低金利に比べれば利回りとしては優れています。しかし、世界に目を向ければ投資方法はもちろん、リスク、利回り、安定性、など資産運用を判断するための情報は数多くあります。
そもそも資産運用に保守的かつ慎重な日本人は、ようやく資産運用を始めても「つみたてNISA」のような貯蓄感覚の強い商品を選ぶ傾向が高いのです。
つみたてNISAが悪いというわけではありません。
問題は資産運用という分野における知識量が少ないため、偏った資産運用になってしまっているのです。資産運用は知識をつければ、様々な方法を選択することも可能になりますし、将来性も広げられるものです。
まずは、お金の知識をしっかりと勉強して、積立だけではなく、他の資産運用を効果的に取り入れることも検討してみてはいかがでしょうか?
それではまた。
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