ついに140円台まで円安加速、、円安がもたらす影響とは?
みなさん、こんにちは。
ついに140円台まで円安が加速しました。円安、円安と耳にはしますがその円安がもたらす影響とは何でしょうか?また、円安がこのまま続くと日本はどうなるのでしょうか?詳しく解説してみたいと思います。
2022年1月のドル円為替レートに関しては、115円/ドルでしたが、2022年9月には143円/ドルまで下がりました。世間では「円安は経済に影響を及ぼす」と考えられていますが、現実上の家計または生活にどのような影響があるのかご存じでしょうか?
円安に関しては、生活費の上昇であったり貯金の価値が減ってしまうリスクが存在します。円安の特徴とそのポイントを把握して、あなた自身にあった円安対策をしてください。
では円安が生活にもたらす影響と対策方法について解説していきます。
現在の日本と将来について
現在の日本はどの様な状況なのでしょうか?将来、どの様なことがもたらされる可能性があるのでしょうか?
日本国内では少子高齢化が進行しています。65歳以上の高齢者の数が増えるその一方で、現役世代が減少しています。
それに伴って、医療費も急激に増加しています。日本国内には、「公的医療保険制度」がありますが、その費用が増大しているのです。また、日本国内の公的年金に関しては、現役世代の保険料で、高齢者の年金を担う仕送り方式で運営されています。
高齢者に対しての現役世代の減少に関しては、年金財政の収支に大きな負担を強いています。医療または年金の為の社会保障費がかなり増えているのが現状です。
このため、日本の財政に関しては、支出が収入を大きく上回って、毎年たくさんの赤字が発生しています。家計で言ったら、年収と比較して年間の支出が多くて、毎年借金をしている実態になっています。
こちらの借金が毎年積み重なって、年収の10倍以上にもなっているのです。
税金による収入のみでは不足しており、今となっては、日本はいろんな借金を抱えているのですが、この後は一層税収が半減してしまうこともあり得ます。人口が減少してきていることが理由です。
人口が減少して、働き手が減ると、企業活動も収縮し、国に入る税金も減少することになってしまいます。
こうした経済環境では、円安が進むことも想定されます。円安はインフレに結びつき易いこともあって、生活費の負担が増加することになるかも知れないのです。
円安対策は、貯金だけではNG!貯金の価値が下がる円安に対する備えは、程良い投資が大切
円安対策は、貯金だけではNGです。
円安の状況では、日本円でしている貯金の価値が下落しています。物価の上昇によって、同じ金額を出しても、購入することができる物または量が減るためです。
日本円の価値を下げない為の対策に関してですが、投資が役に立ちます。投資というのは、物価・為替レートに資産額が連動することから、外貨であったり株式を保有していたら、円安の影響を和らげることができます。
ところが、投資の種類または選び方次第で、資産が減少するケースもあるのでご注意ください。
過度な投資はするのは避けるべき
資産を守るための投資というのは、有効な方法ですが、行き過ぎた投資はするべきではありません。具体的に言えば、全ての資産を投資に利用してしまうと、暴落が生じた際に生活が成り立たなくなってしまいます。
また、円安の時に外貨を購入するためには、よりたくさんの日本円が必要になってきます。投資に関しては、購入時期・種類によって、資産が一変してしまいますので、経済状況あるいは為替レートを見越した上で開始してみてください。
つみたてNISAあるいはiDeCoで国内資産にしか投資していない状況であるのでしたら、米国だけに限らず、海外資産にも投資することを検討してみた方が良いです。
日本株に投資する事でも、物価高のヘッジになりますが、なお一層成長の果実が大きい箇所に投資する方が大きな資産増加の期待が持てます。
ずっと前から海外資産へ投資をしているなら、冷静に続けましょう。この後、円高・株安のダブルパンチで資産を大きく下げる局面がやって来た時は、「ドルコスト平均法」の効果でたくさん買い付けできる絶好のチャンスだと考えることが重要です。
長い期間に亘る積立投資を続けることによって、複利効果の恩恵を感じ取りながら、大きな資産を築くことが出来るでしょう。つみたてNISAまたはiDeCoであるのなら、非課税の恩恵も受けて、なお一層効率的にお金を増やすことができるでしょう。
ちなみに、為替ヘッジありの商品を選択すると、為替レートの変動による資産の増減リスクを抑制して資産運用ができるような仕組みになっています。
為替ヘッジにいくらかのコストは必要になりますが、為替レートの変動で大きく損することを防ぐことができますので、リスクを取りすぎるのが気掛かりな方は、取り入れてみるのもおすすめです。
まとめ
上述の様に、円安対策は貯金だけではNGです。
資産運用に関しては、なにもリスク資産に投資するだけが正解ではないと言えます。預貯金または個人向け国債であったりリスクなしの資産で運用することも重要だと言えます。
生活費の6ヶ月から1年分の金額に関しては、預貯金で用意しておいて、毎月の積立投資は家計に負担のない金額で行なうことです。
そして、リスク許容度にあった運用になっているかをチェックして、リスクを取りすぎている場合は、低リスク資産の比重を上げていくのを忘れない様にしましょう。
目先の値動きに左右されることなく、長期間に及ぶ視点をもって、資産形成を行なっていきましょう。
何事も○○しすぎは良くないですね。みなさんがしっかり知識をもった上で投資判断が出来るようになってくれると幸いです。
それではまた。
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